令和元年6月26日
日本共産党中央委員会 御中
公開質問状
JAPAN Guardians代表 安東幹
東京都台東区上野7-4-9 細田ビル6階7号室
貴党は今月21日頃、当団体が作成し配布したビラを取り上げた「フェイク ウソで選挙を汚すのは許せません」と題するビラのデータを公開し、当団体作成のビラに対する反論を行っています。
そこで、当団体から貴党に公開で質問させて頂きますので、ご回答下さい。
記
1. 貴党作成のビラには、「将来にわたり、天皇の制度の廃止を共産党からもとめることはありません」と記されておりますが、貴党の公式サイトには、現在も以下のような記載が見受けられます。
「将来の日本の方向として、どういう制度をとるべきかということをいえば、天皇制のない民主共和制をめざすべきだというのが日本共産党の方針であって、この点に変わりはありません」(「天皇をどうする」より)
上記のように、「天皇の制度の廃止を共産党からもとめることは」なかったとしても、貴党が「天皇制のない民主共和制をめざ」しているのは間違いありませんね?
2. 貴党作成のビラには、自衛隊に関する反論が一切ありませんでしたが、貴党が、自衛隊を「敵」だと認識していることに間違いはありませんね?
3. 当団体作成のビラには、「警察庁も(日本共産党が)『暴力革命の方針を堅持する』と断定し、その動向をマークしています」とあるように、これまで貴党の「敵の出方論」(※)が問題視されてきました。そこで改めて確認しますが、現在の貴党は、「敵の出方論」を明確に否定するのでしょうか、それとも肯定するのでしょうか?
※「敵の出方論」とは、「革命への移行が平和的な手段で行われるよう努力するが、それが平和的となるか非平和的となるかは結局敵の出方による」という考え方(『日本革命の展望』 宮本顕治 著)。
上記3点に対して、簡潔な回答を7月3日までに要求致します。
貴党の公式サイトなどに回答を掲載されるか、当団体の事務所まで回答文書をご郵送下さい(7月3日必着)。
以上